謎の街に謎の病院、謎の看護師、そして謎の事故。
すべてが謎につつまれたホラー作品、
『Home coming』をご紹介します。
あらすじ
長い間、謎の病院に入院していた主人公。
ついに迎えた退院の日、入院中担当してくれた看護師とともに街の駅まで歩いて帰ることに。
霧に包まれ、病院が乱立しているこの街はどこなのか。
そして、入院するきっかけになったある”事故“とは…?
病院と主人公
その病院は、なんでも、入院専門の病院だそうだ。
訪れる患者は全員重病・重症で、
誰もが長い入院生活を送ることになるのだという。
主人公も入院患者だった。
なぜ入院したかは覚えていない。
とにかく長かった入院生活を終え、いよいよ病院を出ることになった。
街の駅までたどり着けるか不安な主人公は、
自分を担当してくれた看護師に道案内をしてもらうことになる。
不気味な街
街は靄に包まれている。
大人はひとりも歩いていない。
みんな、病院の中で働いているのだという。
街の片隅で子供が遊んでいるのが見えた。
いや、見えたと思ったら子供は黒い霧になって消えてしまった。
お店のチラシを見つけた。
チラシの上にはマジックで文字が書かれている。
…痛×苦×かっ×こ痛××う
謎の事故
主人公は何らかの”事故“によって入院することになった。
主人公は、そのときの自分をおぼろげに思い出す。
その詳細を綴ってある日記帳を、主人公は持っていた。
しかし、持っていることを退院の日まで忘れていた。
日記帳の存在を思い出した主人公は……。
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