ティラノスクリプトのメニュー画面やコンフィグ画面などのデザインを簡単に変更できる
「テーマ一括変換プラグイン」を数多く発表しているこ・ぱんだ(@ko10panda)氏より、
新たな画像素材の配布が開始された。
【ブログ更新】テーマ一括変換プラグインと同じデザインでCGモード等が作れる画像素材を公開しました。 #ティラノスクリプト #ティラノビルダ https://t.co/G7bAOZt8Zp
— こ・ぱんだ (@ko10panda) May 21, 2018
公開されたのは、テーマ一括変換プラグインに合わせたデザインで
回想モードやCGモード画面を作成することができる画像素材だ。
現在発表済みのテーマ一括変換プラグインはその1からその6までの計6種類あるが、
なんとそのすべてのデザインに対応する画像素材がそれぞれ新規に用意された。
配布サイトはこちら。
では、さっそく使ってみよう。
テーマ一括変換プラグインの導入
まず、「テーマ一括変換プラグインその6」をこちらからダウンロードしてみた。
ちなみに、こちらのプラグインについては過去の記事でも取り扱っている。
さて、このプラグインの使用方法はとても簡単だ。
ダウンロードしたzipを展開して出てきたフォルダ「theme_kopanda_06」を
ゲームプロジェクトのdata/others/pluginフォルダに配置して、
[plugin name=theme_kopanda_06]タグで読み込むだけである。
するとご覧のとおり、ウィンドウやコンフィグ画面のデザインががらりと変わる。
これだけでもゲーム本編は十分すぎるほどに彩られるが、
CGモードや回想モードは依然としてデフォルトのままだ。
「この画面も、テーマ一括変換プラグインのデザインに合わせたい!」
という要望にお応えするのが、今回公開された追加パーツだ。
追加パーツの導入
追加パーツをダウンロードして中身を見ると、次のような素材を確認できる。
「背景」「ページ移動ボタン」「未開放サムネイル」などの画像素材がずらり。
さしあたり、この素材の入ったフォルダをdata/imageに配置しておくことにする。
これをもとに、CGモードを作っているシナリオファイル「cg.ks」を改造したい。
背景を変更している[bg]タグ、ボタンを表示している[button]タグ、
CGのサムネイルを表示している[cg_image_button]タグが指定している素材を、
今回追加したこ・ぱんだ氏の素材に変更してみる。
(なお、BACKボタンの素材は「テーマ一括変換プラグイン」に収録されているものを用いた。)
すると⋯⋯。
この通り、プラグインのテーマと同じデザインでCGモードを作ることができた!
さらに、追加パーツに収録されている「付録」にも注目しよう。
これはCGモードのサムネイルを4×4で配置する場合の座標メモだ。
この他に2×2や3×3で配置する場合の座標メモも収録されている。
これを参考に改造を加えてやれば、
このとおり、配置パターンを変更できた!
おわりに
CGモードや回想モードのさらなるカスタマイズについては、
ティラノスクリプト公式サイトにあるCG・回想モード作成の手引きを参照されたい。
今回筆者が作ってみたゲームプロジェクトを公開しておくので、
テーマ一括変更プラグインおよびその追加パーツの導入サンプルとして
参考にしていただければ幸いだ。