「人は誰を好きになってもいいんだよ。
自分が幸せだと思う生き方を選んでいいんだよ」
女の子と女の子が幸せになるための生き方を描いた作品、
『虹色の生き方』をご紹介します。
あらすじ
ある日の放課後、私(岩清水千穂)は明村尚子さんに告白された。
私も以前から明村さんに好意を抱いていた。
両想いであることが判明した私たちは付き合うことに。
だけど、私の父は同性愛に偏見を持っている。
学校にも偏見を持っている人たちがいる。
そして、政治家の中には同性愛者を差別する議員もいる。
私たちはそんな偏見を持っている人たちに、私たちなりの伝え方で
同性愛について伝えていくことにした……。
――これは、2人の同性愛者を通して、愛と生き方を伝える物語。
登場人物
岩清水千穂(いわしみずちほ)
本作の主人公の女の子。
クラスの人気者である明村さんに想いを寄せている。
その想いが報われることは決してないと思っていたが、
ある日、明村さんのほうから告白されたことにより、
二人は付き合うことになる。
中学生のときに自分がレズビアンであることに気づき、
それ以降自己嫌悪を覚えるようになる。
父子家庭で兄弟はいない。
明村尚子(あけむらなおこ)
勉強も運動もできる、クラスでも人気者の女の子。
自分の想いを決して隠そうとしない。
その姿は、自分がレズビアンであることに誇りを持っているようにすら見える。
母子家庭で、ひとりの弟がいる。
母にも弟にも自分がレズビアンであることを打ち明けており、
千穂と付き合うことになったその日に彼女を母と弟に紹介して、千穂を驚かせた。
父
千穂の父。
同性愛は自然に反しているし、生産性もないという考えを持っている。
父はまだ、娘がレズビアンであることを知らない。
胸を打つセリフの数々
尚子が千穂に送る言葉の数々は温かく、
千穂の胸を打つものばかりだった。
父に打ち明ける
尚子とずっと付き合っていれば、いつかは父に知られるときがくる。
ならばいま、自分から告げよう。
そう思い立った千穂は、父に自分がレズビアンであることを打ち明けようとする。
「会ってほしい人がいるの」
「……彼氏か?」
「ううん、違うよ」
「え?」
「でも、私の大事な人」
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『虹色の生き方』は次のリンクから遊べます。
1時間ほどで読める作品となっています。ぜひ遊んでみてください。