ブラック・ボックス――またの名を、5年間放置した桃缶と云う。
そんな得体のしれない物体と格闘するショートノベル作品
『レイヤーif シュレディンガーの猫』をご紹介します。
作品紹介
「俺」は自宅で見覚えのないものを目にする。
それは、桃缶だった。しかし、ただの桃缶ではない。
蓋の部分が異常に膨れ上がった桃缶である。
……見れば、賞味期限は5年前。
いったい桃缶の中身はどうなっているのか？
謎の桃缶をめぐる「俺」と二人のキャラクターのコミカルなショートノベル作品。フルボイス。
マルチエンディングで、さくっと読むことができる。
キャラクター
桃缶（ももかん）
「俺」が5年間放置したただの桃缶。
缶切りがないと開けられないタイプ。
蓋がめこめこと膨れ上がっている。
四方山翔子（よもやましょうこ）
口も目つきも悪いギャル。
学校を休んだクラスメートにプリントを届けてあげるタイプ。
インスタ映えのチャンスは見逃さない。
八代遙（やしろはるか）
美容室「campanella(カンパネルラ)」を経営し自らも美容師を務める26歳の男性。
ときどき26歳とは思えないほど老成した発言をするタイプ。
つねに冷静沈着で、桃缶を前にテンパる「俺」に優しくアドバイスをしてくれる。
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桃缶を開けるか、開けないか。
誰が開けるか、誰と開けるか。
そんな些細な選択肢で結末が大きく変わる
マルチエンディングなコメディをどうぞお楽しみください。
『レイヤーif シュレディンガーの猫』は次のリンクから遊べます。
